宇宙に行ったら無重力は勘違い?

宇宙空間は無重力だって信じている人多いですよね。

それは間違った常識です!

学校の先生とこのことをお話ししたら、「えっ?宇宙空間って無重力じゃないんですか?」って驚かれました。その方、理科の先生なんですけど、、、。小中学校の先生なんかでもこの手の勘違いをしている方が多いようです。日本のマスコミも間違った報道を沢山しています。先日もある報道番組でニュースキャスターさんが、宇宙に行ったら無重力発言していましたし(笑)。どこかで起こった勘違いが教育やマスコミを媒介にして広まっちゃったのかな?

地球の周りを回っている月は地球の重力につかまっています。38万kmも離れた大質量の月がどこかに飛んで行ってしまわないくらいの重力で、地球は月を捕まえています。太陽はその重力で太陽系の惑星をと構えています。その太陽も銀河系の重力に、銀河系も超銀河団の重力につかまっています。

 

ねっ!無重力なんて幻想でしょ!

「国際宇宙ステーションやスペースシャトルからの中継映像なんかで無重力状態の宇宙飛行士を見たことあるよ!」って思う方も多いでしょうね。あれは宇宙ステーションのような「宇宙機」がすごいスピードで地球の周りを飛行することで、地球の重力を打ち消す遠心力を作りだしているからなんです。水を入れたバケツを勢い良く振り回すと水が落ちてこないあの原理です。

 

ちなみに国際宇宙ステーションは秒速8kmという猛スピードで飛んでいるですよ。時速にすると27,000km/h。地球をわずか90分で一周してしまうほどです。

 

厳密には無重力状態は、人間が作り出したものだったんですね。

このサイトでもジェット機で無重力体験出来るツアーをご紹介していますのでチェックしてみてくださいね。